病気が原因のいびき3
ある日突然かきはじめるというパターン
一緒に眠る家族のいびきがうるさいと感じたことはありますか。文句をいってしまったり、寝室を別にしてしまうといった対応をしてる方も多くいます。これを機会に、そのいびきの原因を探ってみましょう。何か病気が原因で、いびきが増えてしまうこともあります。
注意して欲しいのは、今まで特に、そんなにいびきをかくことなどなかった人が、ある日突然かきはじめるというパターンです。こういった場合は、病気が原因になっている可能性を疑って構わないと思います。いびき対策をするならば、まずはいびきの原因を突き止めることが先決です。
いびきをかく病気
いびきをかく病気色々ありますが、甲状腺の機能が低下した場合にもいびきをかきます。こちらの病名は、「甲状腺機能低下症」と言います。 甲状腺から出る甲状腺ホルモンというホルモンは、新陳代謝をコントロールするホルモンです。これが減少することによって、身体のあちらこちらに浮腫みが起こります。喉や舌までもがむくんできます。そうなりますと、上気道が狭くなってしまい、いびきをかくようになってしまいます。
「上気道抵抗症候群」という病気も、いびきに繋がる病気です。この病気は、睡眠中に気道の抵抗が大きくなってしまう病気でして、息を吸えなくなってしまうので、意識的に努力をしないなりません。そして、それによっていびきもかいてしまいます。無呼吸にはなりませんが、それでも血液中の酸素が少なくなってしまいます。その為に、睡眠中に何度も目を覚ましてしまいます。この病気は毎日が睡眠不足となり、昼間も強い眠気に襲われることが多くなります。一番のいびき対策は、やはり病気を治すことです。逆に言えば、いびきから、これらの病気を発見することができます。 いびきには充分に注意しましょう。